腹がたったら、無意識の目的が腹を立たせたと考えてみよう!
「ついカッとして、子供を叩いてしまった。」というような経験をされた方は結構多いのではないでしょうか?
「子供を躾けるために、そんなこともありますよね」と同調しますか?
このように、怒りという感情が原因で叩くという行動が出たという考えは一般的です。
なかなかいうことを聞かない子供に、イライラして、冷静に説得することが出来ないというご両親(とくにお母さん)に親近感を感じるひとも多いと思います。
このように、私たちは何かの出来事が原因で、感情が生まれると考えますが、感情は何らかの目的を果たすために作り出すものという考えがあります。
つまり、相手を動かすために怒りという感情を創り出したり、相手の同情をひくために悲しみという感情を創りだしたり、怒鳴るために腹を立てた(怒りという感情を創りだす)りするということです。
人は何らかの目的を実現するために行動することは無論ですが、感情も創っていると考えると、対人関係や子育ての観点がかわってきます。
例えばこんな風にとらえることが出来ます。
問題行動を起こす子供は親や教師をイライラさせたり怒らせたりすることで、注目されることという目的を達成します。
一方、問題行動の子供や児童に対して、自分の思うように動かすという目的のために怒りという感情を創りだしている、、、、、
ということがあるのではないでしょうか?
そこで考えてみましょう!
注目を得るという目的を達した子供は、問題行動をやめるでしょうか?
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☆・・・編集後記・・・☆
バブル経済で浮かれていた頃、私は東京の都心部に住んでいました。
今の生活と異なり、刺激的で活気のある毎日を楽しんでいました。
でも、どこかでイライラしている私もいました。(-o-;)
常にお祭りのお神輿に乗っていないと不安になっていたのかもしれません。
食事もほとんど毎日外食でした。
ある日、ちょっとおしゃれな居酒屋風の店でお酒を飲みながら食事をしていました。
お店は混雑していて、オーダーしたものがサーブされるのにもずいぶん時間がかかっていて、少しイラついていました。
そんな時、ウエイトレスの女の子が私のバックに何かをこぼしました。
何をこぼされたのかは覚えていません。
バックは買ったばかりのキャンバス地のもので、すぐに拭いたけどシミになってしまいました。
私はカッとなってその子を怒鳴ってしまいました。ヽ(;´Д`)ノ
怒鳴ったら、怒りはおさまるどころか火がついてしまったようです。
怒鳴るという傲慢な私に恥ずかしくなります。(o-_-o)
そして、あの時怒鳴ったのは、私の中にくすぶっていたイライラを爆発させるという目的を達成するためだったのだと思うのです。
バックにシミをつけられたという原因で怒ったのではなかったのです。
私には恥ずかしい記憶として残っています。
怒りは爆発させても、いやな気分だけが残りました。(;´Д`A “`
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最後までお読みくださり、ありがとうございました。
板垣多惠子