怒りには目的がある ~出来事があなたを怒らせるのではない~
嫌な気分なる出来事が降りかかってきた時や、まずいことを自分で起こしてしまった時など、どのような思考パターンをもつでしょうか?
自分にとってネガティブな出来事が起きた時は、そのとらえ方次第で、より素敵な人となれるチャンスです。
例えば、感情的になって部下を叱責した場合に、「部下をかわいいから、成長してほしくて怒鳴ったのだ。あれは愛のムチ」だなどと自分を合理化したら、これは「言い訳」です。
あんなに怒りを爆発させたことは、自分にとってどんな意味があったのかを考えてみましょう。
「あんなに激しい怒りを出してしまう自分もいるのだ。今度からは後味の悪くない叱かり方を工夫しよう」等と考えられたら、、、、、、。
それは「意味づけ」となります。
出来事を、言い訳ではなく、意味づけるには、そのことをごまかさずに見据える癖をつけることです。
そして、自分がよりよく生きていくうえで、その出来事がどんな価値があるのか、どんな「足し」になるのか考えてみましょう。
さらに、怒りを誰かにぶつける前に、その感情は、相手を操作するためか、自分を操作するためという目的があることに気づきましょう。
例えば、部下をコントロールして自分の思うような成果を上げるために、「怒り」という感情を使わずに、結果が得られ方法は何かを考えてみます。
感情はエネルギーです。自分自身が、感情に振り回されるのではなく、「感情の主人」として、肯定的に使えるように選べると人間関係も豊かになります。
そのために、自分の感情に気づくことが第一歩です。
自分の感情に無頓着に過ごさないでください。
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☆・・・気まぐれエッセー・・・☆
先日、朝バスルームに入ると、バスタブにぬるま湯が20cmほどたまっていました。
「エー!なにこれ!」と驚きました。
一元の生き方では、何かトラブルがあった時、「それは良かったね!」と言います。言ってから、何が良かったかを考えます。
良かったことは、
- その日は、まだシャワーもお風呂も使っていないのに、湯がたまっているということは、私の部屋の排水の問題ではなくてよかった。
- 水が溢れでなくてよかった。
- 隣の部屋の人に確認すると、同じトラブルがあるとわかり、ビルの排水管のトラブルであることが確認できて良かった。
- 友人のところでシャワーを使わせてもらえた。近くに友人がいて良かった。
これをベネフィットファインディングといいます。
自分は「ついている」人間だと考えることは、自己肯定感をアップします。
あなたも実行してみてください。