何か事がうまくいった時に「あなたのお蔭です。」と素直に感謝の言葉を口にすることが出来る人は、自分に自信のある人です。

言われた人は、当然気分がよくなりますし、言った人に好意を持ちます。

一方、自分(の価値)に自信のない人は、うまく事が運んだのは自分の能力であることを認めさせたいので、「あなたのお蔭で、、」とは言えない。

逆に、「あなたのお蔭でひどく迷惑した、、、」というようなことを言いたがります。

相手の貢献を認めると自分の貢献度を下げるような気がしてしまうのです。

 

でも、実際は自分一人でできることなど限られていて、誰かのお蔭でことは運んでいきます。

そのことを分かっている人は、ますます周りのひとからの協力を得られるようになります。

「あなたのお蔭でうまくいきました。ありがとう」と言える人は、自分のあるがままの能力を受け入れている人です。

 

自分を受け入れている分だけ他人も受け入れることができます。

でももし今あなたが、「あなたのお蔭です」と言えないとしても、それで自分を責めないでください。

 

言えない自分をまず認める事が、言える自分になる第一歩です。そしてこれが一元の生き方です。

 

 

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☆・・・気まぐれエッセー・・・☆

 

ネット上にはイヌやネコの動画が沢山アップされています。

 

私は動物が好きなのですが、ペットを飼える環境にないので、これらの動画を見ることで、その欲求の解消をしています。

 

ある猫が生まれたばかりの子犬を連れ去り、自分の巣で子育てをしているという動画がありました。

 

母犬（スム―チー）は、なぜか育児放棄をしています。一方、猫（ミスキティ）は初めての出産が死産ですべての子猫をなくしていました。

 

ミスキティは、母犬の周りで泣いている子犬を、何を思ったか、自分で育てることにしたのです。

 

スム―チーの飼い主は、いなくなった子犬を探しました。近所では猫が子犬を加えて運んでいるのを見た人が何人もいました。

 

そこで、ミスキティが住いとしているトレーラーハウスにたどり着き、母乳で子犬たちを育てているミスキティを見つけました。

 

このニュースをしった動物保護団体によってミスキティと子犬は保護され、彼らは元気に生活しているようです。

 

動物の母性に驚かされ、心癒されることがあります。

 

 

ある知り合いの犬は人間でいえば90才の小型犬で、足腰は大分弱って、目も耳も衰えています。このワンちゃんを連れて、猫を飼っている知り合いの家に行きました。

 

猫は人間でいえば20代後半のとても元気のいい、野性味あふれた雌猫です。

 

２年ほど前は猫の方がワンちゃんを追いかけまわしていましたが、ワンちゃんがすっかり年老いて弱っていることをわかるのか、ちょっかいを出すこともなく、仲良く一緒に寝るようになったそうです。

 

これも、弱ったものをいたわる猫の母性なのでしょうか？

 

癒されるエピソードでした。

 

 

 

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最後までお読みくださり、ありがとうございました。

 

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板垣多惠子